11月2日。訪れたのは長野市長沼地区、千曲川の堤防決壊現場至近。
目の当たりにしたのは、あったはずのリンゴ園がほとんど泥に埋め尽くされ、民家や公民館、体育館、学校などが壊滅している惨状。
災害は忘れる前にやってくる。
昨年は西日本豪雨の被災地に当社社員が向かいましたが、今年は台風19号の被災地長野市へ。
石川県が運行したボランティアバスに乗り込み、汚泥と、散乱したリンゴと、流されてきた家財道具を片付ける作業に従事してきました。
活動時間は5時間ほどでしたが、片付けても片付けてもきりがない。多少なりともお手伝いはできたと思うけれど、被災された皆様のこれからの生活を思うと何もできなかったに等しいとしか思えない。
家財道具はほぼ流され、リンゴ畑も失い、未だ電気も通じていないという状況にありながら、最後には我々を労っていただいた被災者の皆様にはお返しする言葉も見つからなかったです。
何と自然はひどい仕打ちをするものか。今回もまた被災地を訪れて、牙を剥いた時の自然の恐ろしさ、凄まじさをこれでもかと思い知らされました。
長くてつらい日々のなか、復興に向けて懸命に取り組んでおられる被災者の方々や支援に従事しておられる方々に心から敬意を表します。
社員一同一日も早い復興をお祈り申し上げます。